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ホワイトバランスとは? — 色を自然に整える設定

2026/5/1

「室内で撮った写真がやけにオレンジっぽい」「曇りの日の写真が青っぽい」そんな経験ありませんか? それを直すのが 「ホワイトバランス(WB)」 です。

ホワイトバランスって何?

光の 「色の温度」 を補正する機能。光は実は色を持っていて、その色味を「白いものが白く写るように」調整します。

光ごとに色が違う

  • 晴天の太陽光:自然な白
  • 曇り空:青っぽい
  • 日陰:もっと青っぽい
  • 白熱電球:オレンジっぽい
  • 蛍光灯:緑っぽい
  • 夕日:赤・オレンジ

人の目は脳で自動補正しますが、カメラはそのまま記録します。だから補正が必要なんです。

ホワイトバランスの設定

カメラには光の種類に合わせたプリセットが用意されています。

  • AWB(オート):カメラが自動で判断(基本これでOK)
  • 太陽光:晴天の屋外に
  • 曇り:曇りの日に。少し暖かい色に
  • 日陰:木陰や建物の影に。もっと暖かい色に
  • 電球:白熱電球の室内に。青を強めて補正
  • 蛍光灯:オフィスなどで使用
  • カスタム / マニュアル:自分で細かく調整
💡 まずは AWB で十分
最近のカメラの AWB(オートホワイトバランス)はとても賢いです。普段は AWB に任せて、気になる時だけ変えればOK。

ホワイトバランスを使った表現

「正しく合わせる」だけでなく、意図的にずらして雰囲気を出すのも面白い使い方です。

夕焼けをより赤く

「曇り」や「日陰」設定にすると、夕焼けがもっと暖かく赤く写ります。

朝の空気感をクールに

「電球」設定にすると、青味が強調されて、ひんやりとした朝の雰囲気に。

ノスタルジックな写真

少し黄色〜オレンジ寄りに調整すると、フィルムのような暖かい雰囲気に。

もっと細かく調整:色温度(K)

上級者向けですが、色温度を数字(ケルビン、K)で指定できます。

  • 2500〜3500K:オレンジ・暖色系(電球)
  • 4000〜5000K:自然・中間(蛍光灯)
  • 5500K:太陽光の標準
  • 6500〜7500K:青系(曇り・日陰)
  • 8000K以上:強い青味

RAWで撮れば後から変えられる

RAW形式で撮影しておくと、後からホワイトバランスを自由に変えられます。撮影時に決めなくていいので、迷ったらRAWで撮るのもアリ。

💡 同じシーンを違うWBで撮ってみよう
同じ夕日を「太陽光」「曇り」「日陰」で撮り比べると、色味の違いがよくわかります。練習にもなります。

使いこなしのコツ

  1. 普段は AWB
  2. 「色がおかしい」と感じたらプリセットを切り替え
  3. 表現として変えたい時は意図的にずらす
  4. 後で調整したいなら RAW で撮影

ホワイトバランスは、写真の「雰囲気」を決める大事な設定。色を意識すると、写真表現の幅が広がります 🎨